2月20日(土)、今年度6回にわたって実施された室内楽特別講座の修了演奏会が行なわれました。先生方による演奏は、外の悪天候を忘れさせる心惹きつけられる素晴らしいもの。学生たちも、試験とは異なる雰囲気の中、緊張感の中にもアンサンブルを楽しむ演奏をしてくれたように思います。(→当日のプログラム)
客員教授の岡山潔先生の優しい語り口で、一曲ごとに作品解説があり、他の作曲家への影響や編成の特徴などが説明されたおかげで、親しみやすいアプローチとなりました。
また、演奏曲は6回の授業の中で取り上げたものから選ばれたため、学生たちの学びの成果としての成長ぶりも聞きどころでした。さらに、ドヴォルザークによる有名な弦楽四重奏曲「アメリカ」の木管五重奏編曲版のような、ひとひねり加えた趣向も興味深いものでした。
演奏された先生方と学生の皆さん、スタッフとして演奏会を支えてくれた学生たち、どうもありがとうございました。
(器楽コース弦楽器・管打楽器専修)