去る2月7日、音楽総合学科音楽教員養成コースの第8回定期演奏会が開催されました(当日のプログラムはこちら)。演奏力の高い音楽教員を目指して、3,4年生がソロやアンサンブル、1〜4年生が合唱を披露する、本コースならではの取り組みです。今年も、香順メディアホールに空席を探すのがたいへんなほど、大勢のお客様にご来場いただきました。
この演奏会では、毎年恒例になっていることがあります。それは、卒業してゆく4年生が詩を書き、そこに松井孝夫先生が曲を付けた合唱曲を、この場で初演することです。今年の曲は、《旅立つ前に》。4年間の友情を「ありがとう」の言葉に乗せて確かめ合う、あたたかい曲です。作詞者の名義「Octagon」には、8人の4年生全員で作り出す8角形の絆が永遠に続きますように、という願いが込められています。その気持ちは、客席のすみずみにまで届いたことでしょう。
なお、演奏会終了後にはさよならパーティーが開催されました。企画と進行は2年生。演奏会に出演しなかった学生たちから凝った編集のビデオレターが届いてお腹を抱えて笑った後に、在学生が突然指揮台の前に集まり、最後の歌のプレゼント。一同泣き笑いの締めくくりとなりました。
(音楽教員養成コース)