恒例の「卒業生のための夏期音楽療法研修会」が今年も8月8日(土)と9日(日)に本学で開催されました。2日にわたる研修会は初めてです。
初日は「音楽療法よろず相談」として卒業生が職場や音楽療法の現場で抱えている問題や悩みなどを個別に相談する機会を設けました。参加した卒業生2名はそれぞれ先生からのアドバイスを受け、今後に活かしてくれることと思います。
二日目は全体会と分科会です。全体会では各教員の挨拶に続いて、郡司正樹先生から学会の動向についてのお話がありました。日本音楽療法学会認定音楽療法士を取得された方には「更新制度について」や「事例の書き方」の分科会、これから取得する方には、「筆記試験、面接・実技試験に向けての準備や勉強の方法」、「試験制度について」の分科会を用意しました。卒業生14名が全国から集まり、それぞれの分科会で有益な時を共有しました。また昼食時には全員一緒に顔を見合わせ、卒業生一人一人の報告もありました。久しぶりの友人、先生方との再会に話は尽きません。学外での懇親会では、新卒の人もベテランの域に達してきた人も、一緒に和気あいあいと楽しい時を過ごしました。
(音楽療法コース)