平成27年6月26日(金)、髙松晃子先生が担当する音楽学部2年生の教職必修科目「民族音楽学概論」のゲスト講師として、昨年お招きして大好評だったアイヌ音楽専門家の千葉伸彦さんと恵原詩乃(えはら うたえ)さんに再びご登場いただきました。
千葉さんのわかりやすいお話の後、トンコリの演奏や歌、踊りが披露されました。
続いて、この日のメインである口琴ムックリのワークショップ。学生たちは皆ひとつずつ楽器を手にして、まず持ち方から、そしてその場で音を出す練習です。コツを飲み込んだら、いよいよ唇にはさんで共鳴させるのですが...、これがなかなか難しく、苦戦。しかし、講師のおふたりの丁寧なご指導のおかげで、鳴らせる人がどんどん増えていきました。
「ムックリはコミュニケーションの道具」という恵原さん。1本のムックリから人の輪を大きく広げることができるのですね。