5月8日(金)、髙松晃子先生が担当する音楽学部2年生の必修科目「民族音楽学概論」のゲスト講師として、アイリッシュ・ハープ奏者・研究者の寺本圭佑さんをお迎えしました。「アイリッシュ・ハープの歴史と音楽」というテーマのもと、学術研究から導き出された様々なお話とミニコンサートという構成の90分。いわゆる「グランド・ハープ」と異なる音楽の世界に、学生たちは興味深く耳を傾けていました。
【学生たちの感想より】
*アイリッシュ・ハープの音色は繊細で、長調の曲なのにどこか物悲しく、でも透き通った音色でした。
*同じアイリッシュ・ハープでも、金属弦とナイロン弦では響きが異なり、雰囲気が大きく変わると感じた。
*演奏を聴いて、アイリッシュ・ハープの音楽のリズム、拍子、旋法についてどうなっているのかがとても気になりました。
*心地よい音色で、現代の他の楽器との違いを感じた。
*旋法的な響きと拍節感がはっきりしない感じが、何とも言えない揺らぎを導き、非常に心地よい時間となった。