八杉忠利先生の「音楽書式教育実践研究」(I)が発刊されました

音楽学部演奏学科長で作曲家の八杉忠利先生が、長年の音楽書式(écriture)研究第一集として「音楽書式教育実践研究」(I)をまとめられました。これがこのたび『音楽文化研究』14号に掲載され、聖徳大学音楽学部 音楽文化研究会より発刊されました。あわせて、その本編抜刷として約120ページにわたる「和声課題集・和声実施集」も限定発刊されました。


前半「和声課題集」は、学生時代から東京芸術大学教官時代、聖徳大学音楽学部教授時代に書かれた、数多くの著者自作課題のなかから25題を抽出編集したもので、比較的やさしい課題からかなり高度な課題までが収められています。また後半の「和声実施集」には、日本を代表する作曲家、音楽理論家の作成したTexteに著者自らRéalisationしたもの、および著者自作のTexteに自らRéalisationしたものを収集しており、今後の若い音楽学生や、音楽家たちが音楽書式を学ぶための和声教材集になっています。

↑松井孝夫作詞・作曲

「マイバラード」

合唱:聖徳大学音楽学部学生

ピアノ:松井孝夫先生