山本まり子先生の担当する音楽学部1年生の必修科目「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」に、ゲストとして静岡県警察音楽隊楽長の髙井豊哉さんと本学卒業生でトランペット担当の隊員・川崎未来理さんをお迎えしました。警察音楽隊の社会的な役割、音楽隊の仕事だけに専念できる“専務隊”の募集状況など、ふだんあまり知られていない警察音楽隊の仕事について映像資料を交えながらわかりやすく説明していただきました。聖徳大学では毎年夏、全国の警察音楽隊の隊員が集まって研修会が行われます。それをサポートした経験のある上級生も興味をもって参加してくれました。
学生たちからも活発に質問が出され、卒業生の川崎さんも学生時代から入隊するまでの経験談、現在の任務や生きがいなどについて具体的に後輩たちに語りかけてくれました。学生たちからは「警察音楽隊の役割を初めて知った」「警察の仕事には硬いイメージを持っていたが、親近感を持った」「先輩の話を聴けたので、自分の将来を具体的に考えるきっかけになると思う」などの感想が寄せられ、とても貴重な経験となったようです。
*音楽キャリア教育に関する過去のブログ記事
・2014年6月27日「音楽生涯学習論(音楽キャリア教育Ⅱ)にゲスト講師:高齢化社会に求められるピアノ講師の役割」
・2013年12月13日「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」にゲスト講師:音声メディアの仕事とは?
・2013年6月28日「音楽生涯学習論(音楽キャリア教育Ⅱ)」に自衛隊音楽隊がゲストとして来訪